中国へサッカー観戦に行ってきました

天津まで川崎フロンターレ VS 天津泰達の試合を見に行ってきました。昨日、帰ってきたのですがすごく疲れていたせいか、合計して 12 時間くらい寝ていました。今回は天津→北京という順番で旅をしてきたのですが、10年前に行ったときと比べて相変わらずだなと思った部分と変わったなと思った部分が混在していました。(相変わらず芯を抜いたティッシュペーパーは持っていった方が良いです)

その辺りの話は後で行うとして、まずサッカー観戦の話をしようと思います。当然のようにアウェーサポーターは隔離され、周りを中国の「武装警察」が囲っていました。(「公安」じゃなくて「武装警察」。まあ、テロや暴徒を抑える準軍隊と思っていただければイメージがつくかも……)



上の写真は天津のスタジアムと通路。外観およびスタジアムは非常にきれいで近代的ですが、写真を撮られそうにない箇所は全くの手抜き。ああ、中国。座席は黄砂で汚れていました。いちばん最後の写真で黄砂によって霞んでいる中国の光景がわかると思います。僕個人はあまり気にしていませんでしたが(黄砂で汚れることを気にしていたら北京では生きていけん)、周りの人は気にしていたようでした。どちらかというと気にしていたのは周りの警備っぷりだったので…命あっての物種ですよ、本当に。

試合自体はけが人が出なかったのが不思議なくらい荒れた試合でした。これで引き分け or 勝ちだったらその日は帰れなかったかもしれません。序盤からフロンターレのチャンスになると紙テープが飛んできたりしていましたが、試合の中盤〜終盤ではスタジアム全体で椅子をたたく音、罵声が飛ぶ、ペットボトルが飛ぶ、選手が押し倒されたり蹴られたりするという光景が目の前で繰り広げられていました。(とりあえず、「日本鬼子!川崎鬼子!」と「小川崎!」は聞こえてきたけど、それ以上の長いフレーズは脳が理解することを拒否しました……)まあ、日本と同じようなサッカーを疲れた体でやってしまったのが敗因かなあ。まず、後ろを向いてファールをもらおうとする姿勢自体が危険。あと、攻め急いでもいいことがない。90分間、ボールを回して回していったほうが今回は良かったと思います。

でも、結果は別にして五体満足でホテルに帰れて良かった!(選手も周りのサポも自分も)と思えた試合観戦でした。とりあえず、日曜日の「We are Reds!」の大合唱も気にならなそうです:)