それはまるで麻薬のような

青臭いと言われようが女の子へ告白して、受け入れられたときの気持ちは何物にも変えがたいと感じる。あの大きな安堵とこれから始まる未来に対する抑えられない興奮とそして自分への誇らかな気持ち。落ち着いた気持ちと落ち着かない気持ちがないまぜになっていて、しかもそれが矛盾ではない。時が経つにつれ静まっていき忘れそうになるが、身体は覚えている。それは甘く胸を締め付け、やめられない麻薬のように快楽を追い求め、そして僕は何度でも反芻していく。