僕は回りながら上昇し続ける。笑いながら、そしてちょっと寂しく思いながら。
堕ちるときはあっという間。だからいつでも気をつけている。でも、どうしようもないときってあるよね。そう呟く心を振り切って、僕は上へ、上へ。
なかなか景色がかわらないのは回りながら上へ昇っているから。同じ風景をぐるぐる回っているように思うけど、ときどき景色がちょっとかわってきてることに気付くんだ。
そして、このまま上へ昇っていったら君に会えるかな?君と同じ目線に立てるかな?今度は笑いながらキスしたい。そんなことを考えています。