Mr.Children Live Tour 2004 〜シフクノオト〜

Mr.Children のライブツアーに行ってきました。会場は横浜国際競技場。初めて来たけどでかいね、ここ。

(以下、多少ネタバレを含みます。沖縄参加者の方は見ない方が良いと思います)



シフクノオトツアーとなっているけど、実質は Mr.Children の今までを総括したライヴだったと思います。セットリストの流れから考えると全体→初期→中期→後期→そして、現在へ、ですし。(初期は初期の曲をやっているという意味じゃありません。初期の頃における Mr.Children の音楽の方向性が最も良く表れている曲という意味です)

要所要所に入るアニメーションが非常に良いフォローとして働いていました。割と分かり易すぎるほどに何度も表に出てくるので、途中で食傷気味になってきますが。(あー、でもニシエヒガシエの映像で出てくる縛られている女性はエロかった、うん、あれは良かった)

メンバーに関して。全員、年を取ったなーというのが第一印象。前回行ったポップザウルスのメンバーがすごく若く思えました。でも、かっこいい年の取り方しています。あと、桜井さん、少し疲れている、でも満足しているような笑顔出すの禁止。格好良すぎです。あれはカップルの立場で行くと彼女を取られそうなので嫉妬しそう。(心狭いなあ)

音楽に関して。あまりに会場が大きすぎるのでやっぱり多少こもる。あと、メンバーの演奏がスクリーンに映し出されると、出している音の瞬間と鳴り響く音の瞬間が微妙に違うので違和感を感じました。でも、横浜国際のようなでかい会場をスクリーンに映し出さず、演奏のみで引っ張っていく瞬間は素直にすごいと思いました。ステージの端から端まで走って、息切れしているのに歌った瞬間に切れなくなるのはすごい。

観客に関しては……まあ、どこも似たような物だよなあ。

全体的にはものすごくメッセージ性の強いライヴでした。ライヴ全体の構造が見えた(僕の勘違いかもしれないけど)ときは身震いしましたから。あれは僕たちだけに向けられたシフクノオトではなく、僕たちが蒔く、もしくは蒔いた子供たちに対するシフクノオトでもある、そう感じました。良いライヴでした。